本能寺前夜
明智光秀の苦悩と真実
謎多き明智光秀の真実に迫る!
2020年1月スタートの大河ドラマは、明智光秀を主人公にした『麒麟がくる』に決定。
主演は現在の朝ドラ『まんぷく』で安藤サクラとのダブル主演が話題の長谷川博己。
謀反人の代名詞のようなイメージが強い明智だが、確からしい文献資料が少なく、いまだに人物像が定まらない武将。そのため、どのような脚本になるのか歴史ファンの間でも話題となっている。
本企画は、明智光秀の生涯を描き、本能寺の変に至った経緯(諸説ある)とその後の明智氏周辺について概説する一冊。近年あきらかとなった事実を踏まえ、“冷徹な謀反人”というイメージを覆すようなエピソードをもりこみ、明智像を描く。また、諸説ある本能寺の変の原因についても取り上げ、丁寧に考察を試みる。動乱の戦国を収束させ、平らかな世の実現を誰よりも望んでいた光秀の苦悩と真実に迫る。
はじめに
第1章 本能寺前夜、光秀の苦悩
天正一〇年 本能寺の変の序章
本能寺の変の幕開け
第2章 本能寺炎上とその後
第3章 光秀にとっての信長
第4章 秀吉との激烈な出世レース
第5章 謎多き出自と若き日の足跡
第6章 運命が変わるとき
第7章 光秀が残したもの
おわりに
参考文献
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(C) Miwako Yamana 2019
出版日:2019/11/05